又吉直樹 第三作目小説『人間』10月10日毎日新聞出版から発売!
又吉直樹さん第三作目の小説『人間』が2019年10月10日㈭に毎日新聞出版から発売されることが決定!
『火花』、『劇場』に続く第三作目『人間』は、初の長編小説で、毎日新聞夕刊にて2018/9/3~2019/5/15の間、連載されていた。
単行本の装画(装丁の絵)は、新聞連載でも挿画を担当された村田善子さん。
・四六判ハードカバー
・386ページ(予定)
・1400円(税別)
いや~楽しみですね。思い返すと、2018/11/16中村文則さんとの対談で「ストックが10日分くらいしかない、大きめの風引いたら終わり」とか「新聞小説のライブ感みたいなものがドキドキする。ここで書けなかったらほんまにやばいぞと感じながら毎日書いてる」というようなことを言っていたし、アナザースカイでインドへ行った時も、本当に書き終わるのか?というようなスケジュールで動いているようだった。連載終了後の毎日新聞への寄稿文(人間を書き終えて)には、「途中から長時間の即興ライブに出演しているような心地だった」とあるし、本当にライブ感満載で、お忙しい中時間と闘いながら常にギリギリで書いていたんだなと思う。
連載が終わった頃の又吉さんのライブでは「僕次第で、今年中に本にできると思う」と言っていたけど、無事に10月に発売が決定して一安心。因みにそのライブ(2019/5/24実験の夜)の内容、感想はこちら☞
ご本人のTwitterでも☟
私が書いた小説『人間』が10月10日に発売されることになりました。書き終わらないと思っていたのですが、書き終わりました。@ningen_mainichi
— 又吉直樹 (@matayoshi0) August 9, 2019
こんなツイートがあったし、勝手な想像だけど新聞連載からは大幅に加筆修正されるんじゃないかと予想している。だからこそ、新聞をとっておいてよかったなと改めて思う。単行本になるまでに、加筆修正がどんな風にされているのかという視点で読むのも、密かな楽しみ。
また、『人間』発売を記念して、公式Twitterが開設されていて(@ningen_mainichi)、最新情報が入手できるのでありがたい。さらに全国のよしもとの劇場やショップ、一部書店などで特製うちわが配布されている!
又吉直樹さん『人間』の発売決定を記念して、夏に涼しいうちわを作りました。一部書店、全国のよしもと系劇場、ショップなどで無料配布中です(先着順/なくなり次第終了)。当方もどこに置かれているか把握できていないのですが、街で見かけましたら、ぜひ入手していただければ幸いです! pic.twitter.com/zMTVYSlKET
— 又吉直樹『人間』10/10発売【公式】 (@ningen_mainichi) August 9, 2019
本のお渡し会はあるのだろうか。今後の情報が楽しみです。
2019年6月2日(日)又吉直樹さん39歳お誕生日おめでとうございます!
本日は、又吉さんの39歳のお誕生日!おめでとうございます!
又吉さんのお誕生日ということは、太宰ナイトも近づいている!とても楽しみ。今回取り扱う本について、事前にTwitterで教えてくれると思うのだけど、もうすぐかな。
又吉さんのお誕生日で私が真っ先に思い浮かぶのは『東京百景』の「五十六 赤坂・草月ホール」。ちょうど10年前の2009年、29歳のお誕生日のお話。めっちゃ面白い。
2013年は、お誕生日の数日前に「キャサリン三世」の収録後に盛大にお祝いしてもらっているみたい。その記事はこちら☞ピース・又吉、33歳バースデー「明るく生まれ変わります」 | ORICON NEWS。
2016年はお誕生日当日がNetflixオリジナルドラマ「火花」の完成披露試写会で、又吉さんは「さっき本番前に、ドラマ完成のお祝いケーキが届いたんですが、一瞬自分の誕生日ケーキだと思ってうれしそうな顔をしてしまって。それも含めて僕らしい誕生日になったなと思ってます」とコメント。その記事は☞「火花」完成披露で好井が“激売れ”確信、誕生日のピース又吉も登場 - お笑いナタリー。
2017年のお誕生日は、福島県で迎えたそう。きっとAmazonプライム「これが無いなら来なかった」のロケですね。
太宰の文庫本を持って路上で37歳の誕生日を迎えました。 6月19日に『太宰ナイト』があるので、毎年こういう感じになります。
— 又吉直樹 (@matayoshi0) June 1, 2017
その時のエピソードは、武田砂鉄さんとの共著『往復書簡 無目的な思索の応答』の中にも出てくるし、2017年度近畿大学卒業式のゲストスピーチでも話してくれている(2;50あたりから)。面白い。
又吉直樹氏 「バッドエンドはない、僕達は途中だ」 平成29年度近畿大学卒業式