又吉直樹著『人間』ナカノタイチは実在した(感想?ネタバレ?)
又吉直樹さん第三作目の長編小説『人間』とても面白い。
実話が元になっている部分が多い気がして、元ネタを探すのもまた面白い。
特に、影島とナカノタイチとのメールのやり取りの部分が、又吉ワールド全開という感じですごく好きなんだけど、物語の中に出てくるナカノタイチが書いたコラムと、まさに同じうような記事が実際にあるので、それも読むとさらに面白い。
実際の記事がこちら。
上記の記事を書いたヨシムラヒロム氏は中野区観光大使で、イラストレーターでありコラムニスト。
小説『人間』に出てくるナカノタイチは練馬区観光大使で、同じくイラストレーター・コラムニストという肩書をもつ。
又吉さん、やりすぎ!って思った。実際に又吉さんはこの記事を読んで、本当にメールを送ったのかもしれないなと思った。
『人間』を読んだ人なら、この記事を読むとさらに面白いと思う。
この記事を読んでから『人間』を読んでもめっちゃ面白いと思う。
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因みに、実際のコラムに載っている『これが無いなら来なかった』はAmazonプライムで観られるので、ぜひに。☞ Amazonプライム