兼近大樹が読んだ47冊 ~又吉直樹『第2図書係補佐』より~
又吉直樹著『第2図書係補佐』は、EXITの兼近大樹さんが20歳の時に人生で初めて読み、芸人を目指すきっかけとなった本。
この本は、ピースの又吉直樹さんが自身のエッセイを通して47冊の本を紹介しているという作品。
兼近さんはこれら47冊の本を全て読んだのだそう。
私はまだ全ては読んでいないので、これから読もうと思う。
下記にその47作品を。
●尾崎放哉全句集(ちくま文庫)
●昔日の客/関口良雄(夏葉社)
●赤目四十八瀧心中未遂/車谷長吉(文春文庫)
●サッカーという名の神様(NHK出版)
●香水 ある人殺しの物語/パトリック・ジュースキント著,池内紀訳(文春文庫)
●世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド/村上春樹(新潮社)
●四十日と四十夜のメルヘン/青木淳悟(新潮社)
●リンダリンダラバーソール いかす!バンドブーム天国/大槻ケンヂ(メディアファクトリー)
●パンク侍、斬られて候/町田康(マガジンハウス)
●わたしたちに許された特別な時間の終わり/岡田利規(新潮文庫)
●友達/安部公房(『友達・棒になった男』より)
以上、『第2図書係補佐』で紹介されている47作品でした。
★又吉直樹さんのご著書★一覧まとめはこちら☟
世田谷ピンポンズ「アナタが綴る世界」、「アンパンマンマーチ」歌詞
2020/10/6放送のラジオ「むかいの喋り方」にて、パンサー向井さんがお話していた、世田谷ピンポンズ「アナタが綴る世界」の歌詞と、「アンパンマンのマーチ」の歌詞を読んで感動したので、書く。
「アナタが綴る世界」
作詞:又吉直樹 作曲:世田谷ピンポンズ
ポケットの中にあるリップクリーム
これはいつかの冬に買ったもの
乾いた唇のまんなかは ぱっくりと裂けたまま
もう吹いていた風は止んでしまったし
みんないづれ僕のことなんて忘れるだろう
でも僕は火葬場で自分の体が焼かれても
アナタのことを覚えています
どうか煙突から立ち上る煙が
アナタがいる街に流れていきますように
最後にあなたが見たいのです
空からアナタにお礼を言うのです
そういえばアナタは そういえばアナタは
世界で最初の人間みたいな顔をしているね
シンガポールの市場で靴を売ってた少女を見た時
なぜかアナタのことを思い出した
韓国で入った店の厨房で鍋をふってた少女を見た時
なぜかアナタのことを思い出した
大阪の新世界で声をかけてくれた老婆の笑顔を見た時
なぜかアナタのことを思い出したよ
コートジボワールで頭に大きな荷物を乗せて歩いてる少女を見た時も
民族衣装を着て踊ってくれた少女を見た時も
何故かアナタのことを思い出した
彼女たちとアナタの共通点を僕なりに考えてみたけどよくわからなかった
しいてあげるなら偽りではなく本気で生きているように見えることでしょうか
そこに多少の嘘があったとしても きっと神様もそれくらいの嘘はつくでしょう
もうあの頃のように もうあの頃のように
アナタに会うことはできないだろう
孤独から逃れようとしても 逃れられないから
試しに孤独を追いかけてみたら 楽しくなった
人間が苦手だけど どこにでもいるから
試しに好きになってみたら もっと苦しくなった
孤独を追いかけたのは 自分の意思で
人間を好きになってみようと思ったのは アナタの真似です
アナタが綴る世界で僕は生きている
アナタが綴る世界で僕は生きている
きっと神様は きっと神様は アナタとおんなじ顔をしているね
※手打ちなので間違いあるかもです。
この曲はもう廃版なので買えないけれど、向井さんが「すごい好き」と言っていた曲「グッドバイ」が収録されているアルバム「天井の染みを数えている間に」はあります☟ 私も「グッドバイ」大好きです。
「アンパンマンマーチ」
そうだ うれしいんだ 生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
なんのために生まれて なにをして生きるのか
こたえられないなんて そんなのは いやだ!
今を生きることで 熱いこころ 燃える
だから 君はいくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも
ああ アンパンマン やさしい君は
いけ! みんなの夢 まもるため
なにが 君のしあわせ なにをして よろこぶ
わからないまま おわる そんなのはいやだ!
忘れないで 夢を こぼさないで 涙
だから 君は飛ぶんだ どこまでも
そうだ おそれないで みんなのために
愛と勇気だけが ともだちさ
ああ アンパンマン やさしい君は
いけ!みんなの夢 まもるため
時は はやくすぎる 光る星は 消える
だから 君はいくんだ ほほえんで
そうだ うれしいんだ 生きるよろこび
たとえ どんな敵があいてでも
ああ アンパンマン やさしい君は
いけ! みんなの夢 まもるため