又吉直樹×せきしろ『蕎麦湯が来ない』エッセイに出てくる豪華キャスト!
又吉直樹×せきしろ『蕎麦湯が来ない』のエッセイに出てくる豪華キャストをまとめてみました。
『蕎麦湯が来ない』は、2020年3月に発売された、又吉直樹さんとせきしろさんによる自由律俳句集。『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』に続く第三弾。
自由律俳句はもちろんだけど、エッセイもとても面白くて、又吉直樹さんのエッセイに出てくる人物が豪華キャストばかりなので、タイトル(自由律俳句)と人物、ちょいとエピソードを下記にまとめてみました。
そこからだと月は見えない
・・・てつみち
又吉さんの二年後輩のピン芸人。又吉さんの月一ライブ「実験の夜」にてつみちさんがゲストで出演された時(2017/10/10)、このエッセイに出てくるギャグを披露してくれました。
米国式のウインクを教えられても困る
・・・綾部祐二
ずっと壁沿いに並んでろ
・・・平成ノブシコブシ 吉村崇
二十歳の頃のクラブでの話。私はこのエッセイを読んで、吉村さんのことをより好きになった。
笑顔が地下足袋に似ていた
生きものが二匹いた
・・・スパイク 小川暖奈
2017年9月、エレカシの日比谷野音ライブの音漏れを聴きに行った話。2017年10月の「実験の夜」でも話してくれていた。
カウントダウンがずれている
・・・グランジ 五明拓弥、フルーツポンチ 村上健志、パンサー 向井慧
2017年12月31日、『やぁ』、朗読会の後、バーで年越しを一緒に過ごした時のお話。これも、ラジオあとは寝るだけの時間で話してくれていた。
歯をみがくタイミングが同じ
・・・宮下雄也
2018年3~5月、小説『火花』が舞台化され、共演した時のお話。これもいつかの「実験の夜」で話してくれていた。
凍えた指で打つ夜更け
・・・池間由布子(シンガーソングライター)、難波麻人。
このエッセイに出てくる池間由布子さんの歌は、「拝啓、朝」だと思う。とても素敵な曲です。
因みに、関係ないのだけれど、「朝まで起きてただけの夜」というエッセイを読むと、かまいたちの「警察署長」のコントを思い出す。共感する人居ないかな~。
あと、「虚構の気配を触る」というエッセイは、あるミュージシャンのライブのことが書かれているんだけど、誰のライブかとても気になる。勝手に、大森靖子さんのライブかな?と予想(2018年1月20日@中野サンプラザ)。ライブに行った人が読めば確実にわかると思う。このエッセイとても面白かったので、大森靖子さんのライブも行ってみたいなと思った。