chie’s blog

ピース又吉直樹さん関連のライブ・本・ラジオ・テレビ等のことについて、好き勝手に書いています。

5月20日又吉・児玉・向井のあとは寝るだけの時間(レポ・感想)

オープニングトーク。この日は、児玉さん曰く年に2回くらいの、向井さんがむちゃくちゃカッコいい日だそうで、「顔もなんかカッコいい」と。気になるな~。

先週の締めが初めてうまくいったことについて、向井さんが最後の最後1秒くらいで一言何か言うのがすごいという話に。「文章で言ったら『。』打ってるとこやのに」と又吉さん。先週の最後は向井さん「ぴったりスマート!」と言ってた。今回は「落ち着いてきたな~」。

嬉しいことにこの番組は、らじるらじるの聞き逃し配信の再生回数で上位を取っているらしい。「誰の役に立ってんだみたいなトーク」と言う向井さんに対して、「邪魔せえへんのちゃう?みんなの生活を」と又吉さん。ながら聴きとかにもちょうどいいと。たしかに私はリアルタイムではガッツリ集中して聴くけど、聞き逃しではながら聴きでリピートしている。

近況トーク。児玉さんが最近涙もろくなったという話から、3月の「さよなら、絶景雑技団」の中の「ある風景」というお芝居の話が聴けた。リハーサルで、又吉さんが照明とかの具合を客席から確認する為に、又吉さんの役を児玉さんが演じたのだけど、児玉さんは台本を読んでいただけなのにめっちゃ泣きそうになったと。それは年齢のせいではないと思う。あれは本当に泣けます。

又吉さんは「景色観てるだけでも泣けてくる」らしい。映画とかドラマで、空(特に夕暮れとか朝焼け)が映ると「もうダメね。」と。向井さんに薦められて観た映画「アリー/スター誕生」も、開始すぐの駐車場が映る場面で「広い駐車場や」と泣いていたらしい。景色の他にも、ものを作ってる人、絵を描いている人とかにも弱いらしく、作品の解説を聞いていても、描いた人に感情移入し過ぎて、ポジティブな歴史を自分で想像してしまうそう。「俺たぶんむちゃくちゃ頑固な親父になるんちゃうかな将来」と。さらに特撮モノの怪人とかにも感情移入するらしく、「ほんまの敵は、怪人も暮らしていけない『社会』なんじゃないか」「怪人を生んだのは何なんだ」「爆破とかやめてほしい。かわいそすぎる」と。想像力がやばい。因みに向井さんが、自分の仕事と重ねて号泣してしまうと話していたのは、「プリキュア」かな。

向井さんのリクエスト曲は、サンボマスターの「ラブソング」。又吉さんと向井さんお二人でサンボマスターのライブを観に泊りで大阪に行ったというのはきっと2012年。又吉さんのTwitterにもありました。

 

児玉さんのリクエスト曲は、パフィー「MOTHER」。又吉さんも大好きな曲で、「遊び心もある、およげたいやきくんを模すような」と言っていたが私は聴いた時は気付けず、後で歌詞を確認すると、まさに歌いだしが「およげたいやきくん」のパロディになっていた!作詞作曲奥田民生。また好きな歌が増えました。下記Amazonリンクから、ちょうどおよげたいやきくんのパロディ部分が視聴できます。

 

カレーの美味しい作り方について「桃缶の噂は届いてます」と又吉さん。最近もカレーを作り過ぎて、5日間ずっと、だしを足したりして毎日味を変えながら食べたらしい。「缶詰めのカレーもむちゃくちゃ美味いのあるからな。どんだけスパイス入ってんねんていう」と言っていた。缶詰カレーは食べたことがないので気になる。どれだろう。

児玉さんの「揚げるんだあ」が可愛い。

エンディング。又吉さんが自由律俳句を始めたのは2008年。一番最初に作った俳句は「カキフライが無いなら来なかった」。それがそのままタイトルとなった本が2009年に出版された。又吉さんが出した初めての本ですね。

因みに、堀本裕樹さんとの共著『芸人と俳人』にて又吉さんは、『カキフライが無いなら来なかった』について「あの頃の自分の置かれていた状況がよみがえって、怖くて読み返せない」と振り返っている。「あの頃」しか出せなかったものが沢山詰まっていると思うと貴重だ。とても面白いのでおすすめです。

聞き逃し配信は来週火曜お昼12時まで。NHKラジオ らじる★らじるにて聴けます。